岡山市の不動産会社が不動産査定の方法を解説します column
岡山市の「株式会社 ヒムカコーポレーション」からのお知らせや、不動産の買取・売却・仲介に関わるさまざまな情報を発信するブログです。不動産や土地の売却をご検討中の方に役立つ情報をお届けしているので、ぜひご覧ください。
「相続した不動産をどうしたら良いか分からない。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
不動産の対処で困っている方は、売却した方が良いかもしれません。
しかし、売却するとなると、いくらで売れるのかが気になりますよね。
そこで今回は、岡山市の不動産会社が不動産査定の方法について解説します。
□不動産査定の方法とは
不動産の売却をしたことがない方にとっては、査定の方法が分からないかと思います。
ここでは、不動産価格はどのように査定されるのかを紹介するので、是非参考にしてください。
不動産を査定する際には、対象の物件や目的によってその方法が異なります。
いくつか代表的な方法を紹介しますね。
1つ目は、取引事例比較法です。
こちらは査定する不動産と似ている物件の成約事例を参考にして不動産の価格を決定するという方法です。
売買が成立した時期や立地条件の違い、物件ごとの特性を比較することで、適切な価格を割り出します。
比較するための情報がない場合は難しいでしょう。
2つ目は、原価法です。
建物は築年数が経過するごとに、価値が下落します。
原価法では、現時点での建物を新築した場合の価格から、築年数に応じた減価修正を行うことで価格を算出します。
理解が難しいかもしれないので簡単にまとめると、同じ不動産をもう一度建築した場合にいくらかかるのかを求めていると考えてください。
3つ目は、収益還元法です。
こちらは賃貸用不動産に適応することが多いでしょう。
対象の不動産が将来的に生み出すと予想される収益から価格を割り出すという方法です。
□査定依頼前にやるべきこととは
ここまでは不動産の査定の方法について詳しく紹介しました。
ここからは不動産査定を依頼する前にやるべきことを紹介します。
1つ目は、必要書類の準備です。
具体的に以下のものがあれば持っておいてください。
・登記簿謄本
・戸建ての場合は公図
・マンションの場合は占有面積のわかる書類
・土地の場合は測量図
2つ目は、不具合や修繕が必要かどうかです。
買い手からすると、不具合がない方が購入したくなりますよね。
そのため、修繕できる場合は積極的に行いましょう。
3つ目は、境界線の確認です。
境界線がはっきりしていないと隣地とのトラブルにつながるため気をつけてください。
境界に関して分からないことがあればお気軽に相談してください。
4つ目は、マンションの場合に管理費や修繕積立金に滞納がないかを確認することです。
滞納がある場合はその分売却金額から差し引くなどの対応が必要になります。
□まとめ
今回は、岡山市の不動産会社が不動産査定の方法について解説しました。
代表的な査定方法についてお分かりいただけたかと思います。
また、査定依頼前には紹介した4つのことを参考にして、時間に余裕を持って行動してくださいね。
不動産のことでお困りの方は当社までお気軽にお問い合わせください。